景気判断据え置き=住宅は「持ち直し」に上方修正−月例報告(時事通信)
菅直人副総理兼経済財政担当相は20日、1月の月例経済報告を関係閣僚会議に提出した。景気の基調判断は「持ち直してきている」とし、昨年7月に上方修正して以来7カ月連続で同じ認識を示した。同相は当面の景気について「二番底のリスクは回避できると思っているが、リスクが去ったわけではない」と語った。
基調判断を据え置いたのは、生産、輸出が増加傾向を維持し、個人消費も持ち直しの動きが続いているため。住宅建設は、減税効果もあり11月の新規住宅着工戸数が3カ月連続で増えたことから「このところ持ち直しの動きがみられる」に2カ月連続で上方修正した。
前月まで景気下押しリスクとして「デフレや金融資本市場の変動」を挙げていたが、「株価や為替の動きが比較的安定している」(内閣府)として金融資本市場の変動という記述を削除した。
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前月まで景気下押しリスクとして「デフレや金融資本市場の変動」を挙げていたが、「株価や為替の動きが比較的安定している」(内閣府)として金融資本市場の変動という記述を削除した。
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2010-01-26 02:02
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